『羽鳥慎一モーニングショー(2025年5月13日放送)』に、篠島正幸弁護士が出演いたしました。
【羽鳥パネル】羽鳥慎一モーニングショー
高齢者「終のすみか」狙う 押し買い 視聴者から400件の声 法整備は?
また、『テレ朝news』にも掲載されました。
“押し買い”被害急増 高齢者狙う悪徳業者 情報どう入手?墓に手がかり!?徹底解説[2025/05/14 16:00]
以下、該当部分の引用:
押し買い業者は、こういった高齢者の情報をどうやって調べているのでしょうか。消費者問題対策に詳しい、篠島正幸弁護士に聞きました。
●説き伏せやすそうな高齢者の住所等を集めたリスト、『カモリスト』があるのではないか。
●不動産登記の確認をして、昔から名義の変更がない場合、高齢者宅と推察しているのではないか。
●実際に家に行って、敷地内の小物類、盆栽が置いてあるとか、自転車があるかどうか、自転車の古さはどうかなど、家の様子を確認しているのでないか。
●『お墓パトロール』
お墓に行き、墓石に刻まれた情報(名前、いつ亡くなったかなど)で故人を確認し、地域を絞って故人名義になっている登記情報を確認するのではないか。(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年5月13日放送分より)
篠島弁護士によると、
「宅建業者を監督する都道府県または国交大臣が、宅建業法に基づき行政処分をした場合、その内容は、各都道府県か国交省のウェブサイトで5年程度公表される」といいます。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年5月13日放送分より)
その理由について、篠島弁護士は、
「押し買い被害を防止する法規制が整備されていないから、行政権限の発動が困難だからではないか」と指摘しています。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年5月13日放送分より)
篠島弁護士によると、
「公表された会社だけが、悪徳なわけではない。会社名で判断するのではなく、契約を急かすなど、勧誘行為での見極めが必要」だということです。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年5月13日放送分より)
土地や建物の相場に関する視聴者の声です。
「土地の評価額を不動産サイトで調べたら、毎日のように十数回『いつごろ、売却予定ですか?』と、しつこく電話がかかってくるようになった」
「土地・家屋の値段の調べ方は、どうしたら?下手に調べると、そこから『売ってくれ!』と連絡があると聞く」
篠島弁護士です。
「不動産価格の査定ウェブサイトでは、利用者から集めた個人情報を事業者の営業活動のために使えるよう、プライバシーポリシーや個人情報利用規約を定めているケースが多い。規約などをよく確認して、利用してほしい」(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年5月13日放送分より)
不動産価格の査定サイトの個人情報保護方針のイメージです。
このように、『個人情報の取り扱いについて』として、
あなたの個人データを、
●弊社のグループ各社
●他の宅地建物取引業者
などと共有しますといったことが書かれている場合があります。
たくさんの電話やメッセージが来るのは困る場合、不動産価格の査定は、どうしたらいいでしょうか。
不動産会社の店舗に出向くのがいいということです。
●一般的には、無料で査定してくれます。
●出向いた店舗の業者以外からは、連絡が来ません。篠島弁護士です。
「査定してもらった店舗の業者から、『その後、売却のご予定は?』という連絡は来る。無料査定サービスは、業者にとっては広告宣伝の一環。ある程度は受け入れ、上手に使ってほしい」ということです。(「羽鳥慎一モーニングショー」2025年5月13日放送分より)